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展覧会

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生誕110年記念展 本多静雄コレクションの民芸品

生誕110年記念展 本多静雄コレクションの民芸品

本多静雄氏(1898~1999)は愛知県豊田市出身で、日本電話施設(株)や(株)エフエム愛知の創立など実業家として活躍の一方、同年生まれの陶芸家・加藤唐九朗氏を師とし、日本有数の陶磁研究家・蒐集家としても活躍しました。また、円空仏をはじめとする各種民藝品を蒐集して民藝の振興を図るほか、明治村で開催される明治村茶会では毎年茶席を一席担当し、さらに晩年には狂言をおおく執筆して自らこれを演じました。
本多氏の関心・関与は茶の湯、古陶磁、民藝、骨董から狂言に至るまで幅広い分野に及びましたが、既定の枠組みにとらわれることなく、技術者出身の実業家ならではの独自の視点からこれらを捉え、他に例を見ない特徴的なコレクションを形成しつつ、愛知県陶磁資料館や豊田市民芸館の設立運動などの様々な活動を展開し、豊田市名誉市民や中日文化賞の顕彰を受けました。
本企画展シリーズでは、本多氏から多くのコレクションを寄贈された同氏ゆかりの4館によって本多コレクションの世界を概観し、本多氏の眼差しを探ります。


≪愛知県陶磁資料館≫
『幻の壺 ~本多静雄コレクションの古陶磁~』
平成19年12月1日(土)~平成20年2月11日(月)

≪瀬戸蔵ミュージアム≫
『本多静雄コレクションの印判染付』
平成19年12月15日(土)~平成20年3月9日(日)

≪豊田市中央図書館≫
『本多静雄と本多秋五 ~陶芸と文学の世界~』
平成19年12月15日(土)~平成20年1月31日(木)

開催期間
2007年12月08日(土)
〜2008年02月24日(日)
観 覧 料
無料
会  場
第1・2民芸館

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