年間スケジュール
【次回】「おいしい民窯 -食のうつわ-」
- 開催期間
- 令和7年1月11日(土)〜5月25日(日)
- 観 覧 料
- 展覧会ページをご確認ください
- 会 場
- 第1・2民芸館
「民窯(みんよう)」とは、一般民衆が日々の生活のなかで使う器や道具などを焼く窯、またはそのやきもの自体を指します。民窯という言葉は「民藝」という言葉とともに昭和初期から広く使われるようになりました。今回の展示では、愛知県の瀬戸焼や常滑焼はもちろん、北は岩手県の久慈焼、南は沖縄県の壺屋焼まで、職人の手仕事による食にまつわるやきものを紹介します。
写真:瀬戸本業窯のやきもの
【終了】特別展「アイヌの美しき手仕事」
- 開催期間
- 10月12日(土)〜12月15日(日)
- 観 覧 料
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- 会 場
- 第1・2民芸館
日本民藝館創設者の柳宗悦(1889-1961)は、アイヌ民族の工芸文化に早くから着目し、1941年には美術館で最初のアイヌ工芸展となる「アイヌ工藝文化展」を日本民藝館にて開催しました。その際、染色家・芹沢銈介(1895-1984)は、同展の作品選品や展示を任されており、自身もアイヌの手仕事を高く評価し蒐集しました。本展では柳と芹沢の眼によるアイヌ工芸の蒐集品を、日本民藝館と静岡市立芹沢銈介美術館の所蔵品から紹介します。また、当館に近年寄贈された髙松コレクションによるアイヌの工芸品もあわせて展観します。
写真:木綿地切伏刺繍衣裳 丈122㎝[日本民藝館蔵]
【終了】特別展「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」
- 開催期間
- 7月13日(土)〜9月23日(月)
- 観 覧 料
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- 会 場
- 第1・2民芸館
古美術・骨董を通じて、青山二郎氏、白洲正子氏、秦秀雄氏等の先達と実際に相見えた数少ない賞鑑家、故大久保裕司氏。その蒐集品は日本の古代から近代までの陶磁器、ガラス、木工、金工、民間仏や小道具、朝鮮時代の諸工芸品から西洋アンティークまで幅広い内容で形成されています。本展ではこの具眼の士が心のままに求め、その元に集まった骨董の品々を紹介します。
写真:蚊遣り豚
【終了】企画展「美しき手仕事 -新収蔵品を中心に-」
- 開催期間
- 4月9日(火)〜6月30日(日)
- 観 覧 料
- 展覧会ページをご確認ください
- 会 場
- 第1・2民芸館
本展では、「美しき手仕事」をテーマに、近年収集した作品や寄贈を受けた資料を中心に紹介します。第一民芸館では、日本民藝館展の優品、絞り染めなどの染織品、手漉き和紙やざぜちなどを展示。第二民芸館では、故髙松静男氏が収集したアイヌの工芸品や瀬戸の石皿、そば猪口など、300 点を超える資料の受贈を記念して、多数の優品が含まれた髙松コレクションの中から厳選した作品を紹介します。
写真:胡桃手提げ籠・山葡萄手提げ籠 上村健三